ArchLinux使いのものです.
メニューが英語でなんとも使いにくい状況だったのですが,別に読めないことはないという理由だけで今まで使っていました.要はロケールの設定がちゃんとできていないわけですが,面倒だったのでそのまま放置していました.
それじゃいけないということで,ちゃんと確認してみました.
1,利用可能な言語の確認
locale -a
このコマンドにより,現在のPC環境で使える言語のリストが表示されます.ここで確認すべきは
ja_JP.UTF-8
この記述があるかどうか.文字エンコードがそれぞれ必要なものがあれば置き換えて確認してみてください.
2,言語の追加
で,この記述がなければ(というかないから英語表記になってたりする),
/etc/locale.gen
というファイルを編集する.
このファイルは利用できる言語セットが一覧で記述されているものです.英語メニューで悩まされているのであれば,このファイルが適切に記述されていないということになります.このファイルのなかにさきほど記述したja_JP.UTF-8などの記述がコメントアウトされているので,それを外す.
その後,rootユーザとなり次のコマンドを入力
locale-gen
このコマンドは,さきほどのファイル情報から必要な言語データを生成するという動作を行います.
3,確認
あとはそれぞれの環境で結果を確認する.
使っているGUI(WindowManager)によっては言語設定があったりするので適切に設定する.